アオリイカの生態
アオリイカの生態
世界中にイカの仲間は約460種生息していると言われます。
そこで生物的分類から分けると、頭足網になり、その中でも大別すると、コウイカ目とツツイカ目の2つに分かれます。
コウイカ目には、コウイカ、ミミイカダマシ、ダンゴイカ、ヒメイカの5科で、コウイカを除くとあまり馴染みが薄い。
これに対しツツイカ目は、アカイカ、ジンドウイカ、ツメイカ、テカギイカ、ホタルイカモドキ、ソデイカ、ビッグフォードイカ、など総計で29科と多く、実際に食卓に出るヤリイカ、スルメイカ、ケンサキイカなども、この仲間に含まれている。
その中でも「王様」の称号を与えられるものはわずかしかありません。
そして、アオリイカはその代表的なイカと言えるでしょう。
このアオリイカにも種類がいくつかあるようで、卵嚢の中に2つ卵の入るもの、5〜13個の卵が入るものがあり、2つの卵が入るものは小型のアオリイカで沖縄では『アカイカ』と呼ばれています
また、一般的に皆さんがアオリイカと呼んでいるのは、ひとつの卵嚢に5〜13個の卵が入るもので、5kg位に育つ。『シロイカ』といって分けている。
アオリイカや魚の名前には、研究者が用いてる学名『ラテン語で表す。
日本でなじみ深いもにには標準和名が付けられる。』の他に、漁師さんや釣り人達がそれぞれの地域ごとに独特の呼び方をしてるものがあります。
これを地方名と言い、『モイカ』『ミズイカ』『バショウイカ』『クツイカ』『スミイカ』『アキイカ』などの呼び名があるそうです。
標準和名となっている『アオリイカ』は、『あおり』という皮製の馬具の形に似ているところから付けられたそうです
アオリイカは温帯から熱帯にかけて広範囲に分布し、東はハワイから東南アジア、インドネシア、アラビア半島沿岸に生息しています。
日本では、沖縄地方から、太平洋側は房総半島までの黒潮流域、日本海側は対馬暖流の影響で北海道まで分布していることが確認されています。
一般的にアオリイカは、摂氏15度より水温が低くなるとだんだんと沿岸から離れていき、春になると再び姿を現し、水温が摂氏17度前後になると産卵活動を開始する。
ところが、沖縄など年間を通して水温の高いところになると年中産卵できるわけで、卵の数や卵嚢の形状が今までの物とは異なっているものが発見されたのである。
それが↑の説明です。
伊豆諸島では春から夏にかけて成熟し、浅海のホンダワラ類などの海藻に房状に卵嚢を産み付けます。
一方、小笠原では卵嚢はサンゴの下や奥に産み付けられ、形も伊豆諸島のものよりずっと短く、房状ではなく平面的に産み付けられます。
産卵床のなかでもアオリイカがもっとも好むのは、天然のアマモらしいです。
アマモとは、海中に群生する植物で、海藻ではなく海草で、根、茎、葉がしっかり区別でき、花も咲くそうです。
その、アマモも最近では少ないらしく、全国的にアマモの群生エリアを増やそうという試しみが行われているそうです。
アオリイカの成長は極めて速く、生まれて1年で死滅する。
そのわずか1年の間に胴長5mm位でふ化、45日目には約5cmとなり、それ以降は月4cm以上の割合で急激に成長し、最大5s位まで成長する。
通常アオリイカの産卵は5月から初夏、あるいは夏にかけてとされている。
ちなみに、オスは破線模様、メスは小さい白玉模様です。
このように判る事だけ書いてみましたが、イカ自体の研究がかなり遅れており、その生態をはじめ全く分かっていないことがかなり多いようであります。
東海アオラ組合から引用
能登半島・宇出津の市場にあがったヤリイカ刺身の取り扱いはこちらへ。
日本海の刺身の盛り合わせの取り扱いはこちらへ。

|